Melancholiaの日記

日々の愁情を綴ります

早く帰れの風潮と老害ども

最近のサービス残業がないイコール健全な会社である,という風潮はどんどん広まってきている。

私の会社の上司も口を開けば早く帰れと毎日喚いて回り、自分の仕事をする時間がないほど忙しいようだ。

19時以降は残業しないように。
上司が今日20時に成績書を作っている最中の私の顔をみて、やる事ないなら早く帰れと言ってきた。
お前は一体ここで何をしてんだ,19時過ぎてんのにお散歩かクソババア。

残業してる人間を注意するキャンペーンを初老の老害給料泥棒にさせてどうするんだろうか。
他の会社も状況は同じなんだろう。

朝少し早く来てのメールチェック、段取り
仕事終わりの書類整理、明日の準備

こんな時間に給料を発生させていたら会社は衰退していきます。
だが管理者からすれば、全ての人間の行動を詳細に監視するのは難しい
結局は滞在時間の数字でしか判断するしかないのだろう。

こんな事を考えてる時間すらも無駄なんだろうか。
働きアリさんをいっぱい連れてきても、その中から働かないアリが発生するように。

自分が人選して一つの信念を持った会社を作っても、大きな組織になればなるほど、みんな放射線状に好きな事をするようになってしまうのだろうか。

そうであるならば社長はいらないも同然である。

管理者になると見える景色がかわるのだろうか。
今の会社も前の会社も、社長はいてもいなくても同じであった。
つまり、エンジニアの仕事が好きな自分にとって昇進することは人生をつまらなくすることに等しいということだ。
また、組織を上からマネージメントしたい奴も、あまりにも大きな組織はコントロールし難いため、大企業には入らない方がいいことになる。

少なくとも自分の周りに上層部の意思が反映されていないところを見ると、私の会社の社長はたいしたことはない、もしくは社長が指示したことを実行できていない能無し上層部が統率する組織に自分は属していることになる。

理事だのなんとか役員だのは殆どクソの役にも立たない金食い虫である。
社長がいらない以上、役員はいらない。
役員がいらない以上、とおろしていくと何処までいらない虫さんと判定できるのだろうか。

長いドレンのパイプを、何本にも分割したパイプ達が、必要のない役員たちなのか?

指揮をとる人間は必要だが,パイプは一本で十分である。

 

カズキの結婚式

大学時代の友人の結婚式に参加した.

 

 

久々に会う友人達は3年経った今も大学時代と全く変わらない風貌だった。

でも中身は変わっていた。

 

結婚するのは親友の一人のカズキ。

彼は俺の知っている大学時代に付き合っていた人ではなく、社会人になってから出会った女性と結婚した。

 

結婚するってなんなんだろう。

それぞれの家族が顔を合わせる会?

節目として第三者達に互いの婚約者を披露する会?

 

この時来ていた友人の一人は結婚式はしないらしい。

そもそも何故結婚式をしないといけないのか?

人間らしくありたいから?

 

自分自身、彼女の為にはしてあげたいと思うが、正直言って面倒な気持ちがあるのは確かである。

 

しかし、古い友人達に会って色々話せるのは良いものだった。

カズキは友人に恵まれている。

恵まれてるのは本人の性格とこれまで積み重ねたものが素晴らしいからなのは言うまでもない。

 

今まで参加した結婚式ではあまり感じたことのない感情があった。

自分の知り合いが多かったからかな。

なんで今自分は少し寂しい気持ちになってるんだろう。

わからない。

 

この歳になってもまだまだわからない事はたくさんあるんだな。

 

 

もう少し頑張って生きてみよう

 

 

カエルさん

中国の生活にも慣れて来た。

やはりこの仕事は面白そうである。

どこの会社に行ったって嫌な奴は必ずいるものだ。

「俺が若い頃は今のやつらの5人分の仕事をしていた、11時や12時まで毎日仕事をしていた、今の若い奴らは駄目だ」
烈海王と闘う前の刃牙と同じように,俺が想定していた展開が今日目の前で繰り広げられていた。

身を粉にして仕事をしなければいけないのは誰よりも分かっているつもりである。

そして何より、就業時間中に暇でそんな話をしている奴が効率良く仕事をしているのだろうか。

間もない自分にはまだ彼のパラメータが測りきれていないので、印象だけで判断するつもりはないが、貴方ごとき1年あれば追い越せるだろう。

俺としては1社ではなく最低2社程度は会社を回ってから最強のエンジニアになるつもりであったが、嫁のこともありここで定年を迎えることになりそうである。

やはり間違いなくそして確実に、外を知らない人間は,外を知っている人間から見るとあまりに哀れなことを今日実感した。井の中の蛙大海を知らずとはまさにあなたのことです。

自分の振る舞いにも気を配らねばならない。
この子達を手のひらの上で転がさなければならないのだから。

やはり会社というのは大変なものである。