Melancholiaの日記

日々の愁情を綴ります

マチコンの岩尾

 

 

久々の更新です.

私の大学生活も残すところ6,7か月となり,心寂しい時期となって来ました.

この辺りでは外気も秋の訪れを感じさせていますが,明日から滞在する東京の気温は未だに30℃近くあります.

私の体は東京に適応できそうにありません...

 

 

*以下,他人の悪口ばかりです.心の綺麗な方は読まないで下さい.もし,少しでも笑った心の汚れている方はコメントして下さい.

先日私は,友人TMの知り合いの女性(Sちゃん)に誘われて大規模な合コンへ行って参りました.

TMは私の学部時代に同じゼミに所属していた友人で,よく私にお酒を飲みに誘ってくれる気のいい奴です.

彼が以前付き合っていたのがSちゃん

SちゃんとはTMの紹介で一緒にお酒を飲む機会があったので,連絡先を交換していたという訳です.

 

合コンのお誘いが来たのは飲み会の前日です.

私も学会の準備に追われていたので,行けないことはなかったのですが二の足を踏んでいました.

私を躊躇させている他の理由として,前にSちゃんとお酒を飲んだ際の彼女の行動です.

彼女は飲み会の最中に寝ていました.

疲れていたんでしょう.

ですが,彼女が企画の飲み会です.

そんなことあります??

生理的に合いません.

因みに言い忘れていましたがSちゃんのSはスペックのSです.

なんのこっちゃという話ですが,彼女の顔が「範馬刃牙」という漫画に登場する「スペック」というキャラクターに瓜二つなのです.

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性格もスペックと同じです.

 

しかしながら,せっかく私のような人外(人害)を合コンに御招き頂いた彼女の器の大きさと,TMの顔を立てるという意味で今回だけは参加してやるか,と私は思ったのです.

 

*今日は長くなります.

そして翌日の合コンを迎えました.

私は集合時間が20時であったので,お店に5分前に到着しました.

さすがは合コン慣れしているSちゃん

屋上に観覧車を構えるビルに入っている小洒落れたイタリアンでした.

しかし,店内に入ってみるとまだ誰も来ていません.

 

20時を少し回った頃,今日の合コンのメンバーがSちゃんに連れられて登場しました.

11人の登場人物の紹介をします.

 

[男性陣]

①「RA」私です.都合上RAにします.

②「もやし」 Sの飲み会仲間でメガネかけてる奴.

③「ボルデ」見た目は白血病のボルデモート.ハゲ隠しに帽子かぶってる.

④「ふなし」“ふなっしー”見たいな顔してる.性格も“ふなっしー”感があるうっとうしいカス.

⑤「ゴブリン」ゴブリン.

⑥「トシちゃん」遅れて登場する一人だけ35歳のイキってるおっさん.Sのヒモ.

 

 

[女性陣]

⑦「Sちゃん」スペック

⑧「バイオ」顔面バイオハザードのCAさん

⑨「ダルマ」体系がダルマ.ビリケンを横に引き延ばすと彼女が完成する

⑩「マドンナ」一人だけ存在した天使

⑪「シャドー」印象薄すぎて全然覚えてない.

*女性陣は全員Sちゃんの友人です.

 

 

[初期の席配置]

 

「③」    「私」    「⑨」    「④」    「⑪」 

 ―――――――――――――――――――――――

|                                 |

|                                 |

 ―――――――――――――――――――――――

「⑩」    「②」    「⑧」    「⑦」    「 」    「⑤」

  

*「 」の空欄に遅れてトシちゃんが現れました.

 

 

 

*ここからはほぼノンフィクションです.

「 」実際の会話

{ }私の心の声

 

Sちゃん:「あーRA君もういたの?待った―??」

RA(私):{5分遅刻だぞスペック

     「いや全然待ってないよー,今来たとこ」

Sちゃん:「そっか,よかったー」

 

私もSちゃんに会うのはこれで2度目なので正直少し緊張していたが,奇跡の顔面を再び目の当りにしたことで緊張がとけた.

そして,全員互いに会釈をしながら席に着く.

 

私から見て右がボルデモート,左がダルマ,正面にはスペックと,この世に存在し得ないほどの恐ろしい魔の三角地帯に私は配置されてしまったのである.

右側からは絶命の魔法が飛んできて

左からはデブが私を呼吸困難に陥れようと押し寄せ

正面からは無呼吸連打(スペックの必殺技)で私を撲殺しようと

彼らは企てていました.

 

初めは皆緊張しているようで,あまり会話が弾みません.

 

RA(私):「みなさんどんな御仕事されてるんですかー?」

 

私が全体を見つつ,マドンナに気を送りながら発言をしました.

 

ボルデ:「あー俺今無職なんだよなー.今仕事探し中」

RA(私):{仕事してないのにイキんなハゲ

     「そうなんですねー,今仕事探すの大変でしょう」

 

マドンナの話を聞きたいのに,ボルデモートが続ける.

 

ボルデ:「そうなんだよねー,でも前の仕事きつすぎたから今楽だわー,OFFを満喫中って感じ」

RA(私):{仕事無いんだからON,OFFの前にコンセント抜けてんだよ}

      「休みって大事ですもんねー」

 

ボルデモートがあーだこーだ言っていると,バイオハザードも牙を剥きだした.

 

バイオ:「私はスッチーなのー,今日も仕事で疲れちゃったー,すぐ酔っちゃいそうで心配」

RA(私):{俺はお前のTウイルスに感染しないか心配だよ}

     「へーCAさんなんだー,凄いですね!」

     「お酒はあまり飲まれないんですか?」

バイオ:「んー,普通かな!」

 

少し首を傾げて女性らしい素振りをみせるバイオハザード

さすがに顔面はエクスカリバー並の攻撃力を誇っているが,CAだけあって普段の立ち振る舞いは気を使っているのであろう.

ここで思いもよらないタイミングでマドンナが会話に入ってくる.

 

マドンナ:「えー,バイオはめっちゃ酒飲むよー」

バイオ:「ちょっとーそんな事言わないでよー」

もやし:「やっぱりー,強そうな顔してるもんねー」

RA(私):{たしかに戦ったら強そうだな}

ボルデ:「そうゆうの隠す女っているんだよねー」

RA(私):{お前はハゲ隠してんのバレてるぞ.}

マドンナ:「でもボルデ君とかお酒好きそうだね」

RA(私):{どこがだよ.既に顔面蒼白だぞ.}

ボルデ:「俺かなり強いよ.最近は金なくて飲んでないけどねー」

RA(私):{まあお前だけ魔法使えるからな.}

マドンナ:「そうなの!? じゃあ今日は私と勝負だね!」

RA(私):{お前は酒強くないんとちゃうんかい}

 

と,少し雰囲気が明るく(笑)なって来ていた.

しかし逆サイドは未だに静寂に包まれている事に私は気付いた.

原因はSちゃんです.

私達が会話している間,Sちゃんはほとんど何も言葉を発せず,空気が凍りついていました.

私はこうゆう女が一番嫌いです.

主催者が一番暗いってどういうこと??笑

もう少し仕切ってくれないと,そりゃあ盛り上がれませんよ.

しかし,この店の店員とは知り合いらしく,Sちゃんは店員を呼び,立ち上がって話し始めました.

 

店員:「おースペック,みんな集まった?」

Sちゃん:「うん❤,今日ってサービスしてくれるのー?」

店員:「しょうがないなー.スペックの頼みだからな」

Sちゃん:「ホントー!?ありがとう!」

 

私はそのやり取りを傍から見ていて,ツッコミどころが満載すぎて頭が爆発していました.

 

まず第一にそのやり取りを行っている絵が,異常です.

店員の身長が170cmくらい.

それに対してスペックの身長は約240cmです.

店員は上空を見上げながら,「おースペック,みんな集まった?」っと発したのです.

私はこの時点で腹筋が崩壊です.

スペックはアリを見下すようにサービスしてくれるかを訪ねていましたが,それは断った場合お前を破壊するぞと言わんばかりの恐ろしい顔面です.

店員はその意味の通り「仕方がなく」承諾したのでした.

 

というか,それくらい先に打ち合わせておけという話です.

恐らくスペックは皆(特に男性陣)の前でアピールしたかったのでしょう.

TMが私にしてくれた話によると,Sちゃんは男からのキスは拒まないそうです.

しかし,身体の関係は好きな人としか持たない.

こんな怪物とキスなどしようものなら私は死を選びます.

身体の関係? アホか. 絶滅危惧種でもお前と交尾しないぞ.笑

 

そして彼女は店員との会話が終わると,私の方をチラリと見ました.

私は彼女の奇跡の顔面の微笑みに,ゲロをまき散らしそうになりましたが,何とか我慢しました.

 

 

 

会は順調(笑)に進み,皆お酒も入って来ました.

そして話は恋愛トークに.

 

ボルデ:「みんなはどんな男がタイプか教えてよ.」

RA(私):{仕事ないお前は論外だぞ.}

バイオ:「私は好きなものとか趣味とかが合う人だね.やっぱり中身かな」

RA(私):「へー,なんか趣味あるのー?」

バイオ:「んー,何だろうなー」

マドンナ:「バイオは競馬が好きなんだよー」

バイオ:「ちょっと言わないでよー」

RA(私):{競馬と酒好きな人だから...あ,その辺のおっさんね}

Sちゃん:「でも私最近,本当のイケメンが何かわからなくなってきたんだよねー」

RA(私):{...}

マドンナ:「スペックはイケメン好きだからねー」

バイオ:「そうそう,イケメンなら何でも許すって言ってたもんねー」

RA(私):{知ってると思うけど,お前の顔は放送禁止レベルだぞ}

 

ここまでひたすらに飯を喰らっていた女がしゃべりだした.

 

ダルマ:「私も中身かなー,なんでも許してくれるやさしい人」

RA(私):{お前は相撲部屋に弟子入りしてこいデブ}

ダルマ:「だってー,私わがままだから神経質な人無理なんだよねー.それにイケメンはいつか飽きるし」

RA(私):{お前のわがままだけはイエスキリストでも許さんぞ}

 

と,幸せな会話(笑)に華を咲かせていると,Sちゃんにある連絡が入った.

 

Sちゃん:「えー!? トシちゃん来るってー!」

バイオ:「ほんとー!? あのイケメンが!」

ダルマ:「あのチョイ悪イケメンねー」

Sちゃん:「マジありえない!」

 

男性陣はポカン.

トシちゃん」はSちゃんの知り合いで,合コンで出会った超イケメンの35歳だそうです.

現在参加していたマチコンが終わったのでついでに顔を出すという事でした.

女性陣がこれだけ大騒ぎするくらいなので相当なイケメンなのでしょう.

しばらくすると「トシちゃん」が現れました.

来たのは稲中卓球部の「トシちゃん」でした.

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どこがイケメンなのかわかりませんが,とりあえずめちゃイキってました.

私はフットボールアワー岩尾が来たと思って,サインを貰えないか尋ねようとしましたが我慢しました.

会場は天下無双のイケメン「トシちゃん」が来たということで大盛り上がりです.

来て早々,彼の独り舞台です.

 

トシちゃん:「お前ら仕事してんの?」

男性陣:「あー,はいまあ」

RA(私):{おい,ボルデモート...}

トシちゃん:「結局な,雇われてたら先はないぞ.」

        「自分で店を持たないと老後までは持たないな.これ俺の持論」

RA(私):{当りまえだ岩尾.それが世論だったらどうすんだ.もしかしてボケてんのか岩尾

Sちゃん:「やっぱり,自分でお店持ってるってすごいよねー」

トシちゃん:「まあね.俺も最初は会社に勤めてたんだけど上司と喧嘩して辞めてやったんだよね」

ボルデ:「そっかー.その手があったんだ.俺も考えてみよ.」

 

 

 

この辺りからは私が嫌いな話が展開されていったので,よく覚えていません.

会が終わり,私が帰ろうとすると酔ったSちゃんが私の肩に手を掛けました.

 

Sちゃん:「ねえーRA君,今日楽しかったねー」

RA(私):{ぶん殴って顔面にクレーター作るぞ}

      「そうだねー」

Sちゃん:「今度はTMKを誘って飲もうねー」

RA(私):{お前抜きで飲むよスペック

      「そうだねー」

Sちゃん:「でもTMKがくっつくとかマジウケるんだけどー」

RA(私):{お前の顔もエンタの神様に出れるレベルでウケるぞ}

     「そうだねー」

 

 

 

 

 

もう絶対に行きたくない合コンでした.

明日からは東京で学会です.

いざ行かん...