Melancholiaの日記

日々の愁情を綴ります

修羅になる

 

本日はダーキの研究発表日.

彼はNew Zealandからの帰国子女なので英語で発表.

カンペなしで英語発表すごいです.

Fランドのとき私がどれだけ練習したと思っているのだ…

 

それにしても最近たるんどる.

学生生活も残り数ヶ月.

数十年後の私も俗世間でよく言われているように,大学生活は短かったと息子に伝えているのであろうか.

私の大学生活は決して短いものではなかった.

精一杯部活でサッカーして

人並みに勉強もして

イタリアに逃避行して

フランチェスコに挨拶して

女の人の尻を追いかけて

最高の先輩に囲まれて

ウイイレいっぱいやって

学部は本当に濃密な4年間だった.

 

決死の覚悟で飛び込んだ修士1年目は,

何度死ぬかと思ったかわからない毎日を超えて,

人間の限界へ挑戦するかの如く,

誰もが平等に持つ有限の時間を精一杯使って勉強しました.

 

それと比べると,現在の私は明らかに努力を怠っている.

もっと頑張らねば,もっと追い込まねば.修羅にならなければ.

研究室に入ってきた時の気持ちを思い出して勉学に励もう.

周りは既に知っている.

知らないのは私だけ.

もっと効率を上げなくては.

 

自分より下だと感じる人は自分と同じくらい.

自分と同じくらいだと感じる人は,自分よりも上.

自分よりも上と感じる人は,もう手が届かないところにいる.

と,よく言うものです.

しかし,私の回りには,

圧倒的に自分より上に感じる人達がいます.

ではその人達は実際は何処にいるのだろう…

atmosphereは超えてるんだろうな...

 

弾丸は高校で適当に勉強していたらここにいたと私に言ってくるし.

白髭も高校ではサッカーしながらアニメを見てて, 気が付いたらここにいたって言うし.

TKさんは,期待値の計算をしたらこの学部が良いことに気付いて入学.

ダーキは,頭良すぎてどこでもいいから入学.

 

みんな頭良すぎて困ります.

私だけです.もっと高め合える仲間やレベルの高い研究環境を求めて,部活終わった後に,机に向かって勉強してそのまま鼻垂らしながら机上で眠る日々を超えてギリギリスライディングで滑り込んだのは.

 

好き勝手に其々自分の道を歩みながら,相対性の彼方で出逢えたこの仲間達です.

最後の数か月を精一杯過ごさなければと思います.

ずっと院生やってたいな.

仲間って大切ですよ.

 

 

そういえば, 小学2年以来顔も忘れていた初恋の人からFacebookのメッセージの返信が来た.

こんな事ってあるんですね.

Zuckerbergに感謝します.

会ってくれるかな…鬱

 

 

 

 

 

白髭:数学オリンピック出場経験のある研究室一の秀才でW.R.Hamiltonの生まれ変わり.JCが好きでアニメオタクのタコ野郎.

TKさん:森羅万象,諸事万端の知識を蓄えるスケベ博士課程後期.頭の回転が非常に速く,彼の行動効率はカルノーサイクルをも凌ぐ.

弾丸:私の研究同志であり,とても温厚な性格.彼のような者を天下泰平な人と呼ぶのであろう.100m を10秒8で駆け抜ける.

ダーキ:超人類.球座標系のLaplace方程式を暗算で解く.普段は頭の中で高階のtensor計算を行っている.趣味はAKBとMJ.