前期打ち上げ
最近は気温の上昇が著しく,御召物を絡っていては寝付けない日々が続いております.
気味の悪い昆虫達に遭遇する機会も増えて参りました.
昨日は研究室の前期打ち上げが執り行われました.
私は迫りくる原稿締切との死闘の終結を,
B4の学生たちは大学院入試を乗り越えた歓喜を,
そして,一年間のインターンシップを必至に頑張った中国人を,
それぞれ祝って皆で乾杯をしました.
美味しいお酒を飲むことが出来ました.
唯一つ遺憾に思うのは,我らの研究班のM先生でした.
彼女は学生思いの良い先生なのですが,性格が子供っぽく,極度の気分屋である.
加えて,酒癖が非常に悪いところが難点として挙げられる.
昨日に於いては,1次会にて幹事のS君に対してのダメだしを只管に繰り返していた.
私は彼女と同じテーブルではなかったのだが,そのテーブルの学生達はあまり良い気分ではなかったであろう.
そのテーブルにはS君に1年間お世話になった中国人も座っていたので,もし不快な思いにさせてしまっていたならば,大変ご迷惑をお掛けしました.
私としては,1次会終わりに愚痴を聞かされ,「先輩なんだからちゃんと指導しなさい」と口うるさく言われました.
どうしてあの場でそんな事を言う必要があるのだろう...
大人だったら分かるだろう.
皆気持ちよくお酒を飲んでいるのに,どうしてあんな態度を取ってしまうのか...
全く理解ができない.
自分の先生として本当に治して頂きたいです.
また,夏休み前の最後の3日間は集中講義がありました.
講師は「ホンマでっか!?TV」の出演経験のある望月修先生でした.
講演題目は「生物模倣の流体力学」です.
私は正直,今回の講演はあまり期待は大きくなく,今流行りのバイオミミックス(Bio-Mimicry)系の話か何かなのだろうと思っていました.
ですが,本当に参加してよかったです.
とても面白かった.
大学院にて聞いた集中講義の中で1番面白かったです.
・サッカーのブレ球がどうゆう仕組みで流体中を運動しているのか
・クラゲの水中を泳ぐ仕組み
・カエルの跳びこみの流体解析
などなど
望月先生は,「オリンピックに勝つ物理学」という本を出版されています.
この本は中学生でもわかるように平易に書かれています.
その内容を本講義では,流体力学的にしっかりと解説して頂きました.
先生は非常に気さくな方で,テンポの良い爽快な講義でした.
また常に「俺の言ってることは半分嘘で半分冗談だ」と仰っていました.
そんな人の本は誰も買いませんよ...w
また,私の専攻から聴講しているのは私だけでした.
講義内で問題を出題した際に,先生が
「エンジン系の研究してる奴手挙げろ~」
「流体系の研究している奴手を挙げろ~」
...
残ったのは私だけです.
「お前は何者だー!?」
と言われました.www
わざわざ聴講しに来た学生になんて事言いやがるこのオヤジは.w
っと思いましたが,場を盛り上げて楽しい雰囲気にして頂いたので感謝します.
他の学生はどうしてこうゆう機会を活かさないのかが疑問です.
もったいないなホント...
明日からは実家に帰省します.
そういえば前から読みたかったホームズの新作を買いました.
これは,コナン・ドイルが書いたものではないが,コナン・ドイル財団に正式に認定された公式作品なのだ.
オフの楽しみが一つできた.